ALLOY188（HA188）は高温耐熱性のコバルト合金で、同量のニッケルおよびクロム成分、高タングステン成分、ならびに調整されたランタン成分が添加されています。
ALLOY188（HA188）の特長：
• 1150°C（2100°F）までの温度範囲における優れた機械的特性
• 1150°C（2100°F）までの温度範囲における耐スケーリング性と耐酸化性が良好
• 成形性と溶接性が良好
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| 相当品 | 丸棒 | 板 | パイプ | 溶接棒 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最小 | 最大 | 最小 | 最大 | |||
| HA188 | 9.78~168.27 | 0.25~50.8 |
- | - | ||
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※ASTM、ASME、NACE規格等の各種規格にも対応可能です。詳細はお問い合わせ下さい。
ALLOY188（HA188）は硫化による高温腐食に対して優れた耐性を示す合金で、1150°C（2100°F）までの高温下で特に高い耐酸化性を示します。静的条件および繰り返し条件、さらに高速ガス流中においてもこの腐食耐性は維持され、良好な機械的特性と合わせて、本合金は高温条件における多くの用途に適しています。
ALLOY188（HA188）は高温条件下で高い機械的特性を求められる用途に使用されています。 推奨される最大使用温度は1100°C（1830°F）です。
- • 産業用および航空機用のガスタービンの構成部品
燃焼缶、ハウジング、タービンリング、アフターバーナー、ケーシング、ダクトなど - • 空気加熱器
- • 炉用マッフル、ローラー、輻射管
- • 高温熱交換器、バルブ、スプリング
| Ni | Cr | Fe | C | Mn | Si | Co | W | Al | La | P | S | B | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| min | 20.0 | 20.0 | 0.05 | 0.2 | bal. | 13.0 | 0.02 | ||||||
| max | 24.0 | 24.0 | 3.0 | 0.15 | 1.25 | 0.4 | 16.0 | 0.20 | 0.12 | 0.015 | 0.015 | 0.01 |
※表内の数値は参考基準値で、最小値・最大値を保証するものではありません。詳細につきましては別途お問い合わせ下さい。
