ALLOYX750 （インコネルX750 ）は析出硬化型のニッケル—クロム—鉄合金で、チタン、ニオブ、アルミニウムを含有し、高温および低温下において耐腐食性が良好で、820°C（1500°F）までの温度範囲において高い強度を示します。
溶体化処理または析出硬化した状態で納入することが可能です。
ALLOYX750 （インコネルX750 ）の特長：
• 600°C（1100°F）までの温度範囲において引張り強度が高い
• 820°C（1500°F）までの温度範囲においてクリープ強さおよび破断強度が高い
• 980°C（1800°F）までの温度範囲において耐酸化性が高い
• 極低温環境における優れた機械的特性
• 高温および低温下の耐腐食性が良好、ならびに応力腐食割れに対する耐性が高い
• 抵抗溶接および融接プロセスにおける溶接性が良好
| 相当品 | 丸棒 | 板 | パイプ | 溶接棒 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最小 | 最大 | 最小 | 最大 | |||
| インコネルX750 | 3.17〜177.8 | 0.13〜50.8 | - | - | ||
※○・・・在庫サイズ各種あり △・・・在庫サイズ限定 ☆・・・詳細お問合せ下さい
※ASTM、ASME、NACE規格等の各種規格にも対応可能です。詳細はお問い合わせ下さい。
ALLOYX750 （インコネルX750 ）は低温および高温下における一般的な腐食に対して優れた耐性を示すとともに、応力腐食割れに対する耐性も高くなっています。980°C（1800°F）までの温度範囲において著しく高い耐酸化性を示します。
820°C（1500°F）までの高温における強度と優れた耐腐食性からALLOYX750 （インコネルX750 ）は以下のような幅広い用途に利用されています。
- • 産業用および航空機用のタービン
- • ロケット
- • 極低温用途
- • 圧力容器
- • 押出し用および成形用のツール
- • 原子炉
- • スプリング、ベローズおよびボルト
